シングルファザー系エンジニアの生活実態(タイムテーブル、困ったこと、悩み)
総務省統計局の調査によると日本の世帯数は約5,344万世帯。これに対し厚生労働省の調査によるとひとり親家庭は141万世帯、母子家庭は123万、父子家庭は18万世帯らしい。
つまり父子家庭は全体の0.3%ということだ。自分がそんなレアな存在になった実感はあまりないが、具体的にどんな生活をしているかはあまり知られていないのではないだろうか。
これからシングルファザーになる人に向けて(?)、また自分自身の整理のためにシングルファザー系エンジニアの生活実態を書く。
家族構成
- 私:エンジニア
- 長女:小学校低学年
- 次女:幼稚園
ちなみに私が親権をとった理由は相手のネグレクトだ。
一日のタイムテーブル
普段の平日の行動を起こしてみると以下のようになった。
案外普通ではないだろうか。幸い、娘たちも健康で小学校、幼稚園に楽しく行ってくれているため、送り出した後は自分の時間も持てている。
仕事は基本9:30 - 16:30の時短勤務で、コロナ以降はフルリモート(在宅勤務)だ。通勤がなくなり、仕事前後の時間を趣味に当てたり、昼休憩時に買い出しを済ませることができるようになったのは大きい。
仕事がオンラインでほぼ完結するエンジニア職はシングル家庭に向いているかもしれない(?)。
なお家事の時間短縮に大いに役立っている家電を以下の投稿で紹介しているので、気になったら参照してほしい。
子供を迎えたら、夕食を作り入浴、団らんの時間だ。就寝は大体21:00 - 21:30 になる。
困ったこと、悩み
お母様方の井戸端会議に参加しづらい
子供を送った後、園の玄関前でお母様方が話し込んでいるのはよく見る光景だ。
これは私のコミュ力の問題だが、一体どんなタイミングでそれが発生し集合しているのかが分からない。一体何を話しているのか、どうやってスマートにその場に参加すればいいのか教えてほしい。
先生方にやたら気を使われる
父子家庭がレアケースでどう接したらいいのか測りかねているのか、私が威圧感を与えてしまっているのだろうか。先生方にやたら気を使われているように感じる。
先日娘を迎えに行った際には、先生から「いま制作をしているのですが、その、、、おばあちゃん宛にしましょうか・・・?」と非常に言いづらい様子で言われた。
何かと思ったら母の日の制作だった。そんなに恐縮しないでほしい。噛み付いたりしないから。
宿題、連絡が紙
これはシングルファザー家庭と関係ないが目下の悩みだ。
学校、幼稚園、学童との連絡はあらゆるものが紙で行われる。特に年度始めは住所、家族構成、自宅までの地図を何度手書きしたか分からない。作成、集計にも少なくないコストがかかっていそうでいつも気になる。
Webやフォームで作って、メールやSlack あたりで通知すれば、お互いにコストを下げられるといつも思うが、全家庭に対応するために仕方ないのかなとも思う。
ここまでで大した悩みじゃないなと思ったかもしれないが、その通りだ。娘たちがもう少し大きくなるとまた別の悩みが出てくるとは思うが、今のところ幸いにして三人楽しく暮らしている。
まとめ
シングルファザー系エンジニアの生活実態をまとめてみたが、いかがだっただろうか。
なおシングルファザーになる前は、1日のスケジュールがほぼ仕事で埋まっていた。それを考えると今の生活のほうがよっぽど健康的で、子供たちとの時間も取れているのは皮肉な話だ。(シングルを推奨するわけではないが)
そうならないほうがいいとは思うが、そうなったときにいつか、誰かの参考になれば。
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